協会について

会長挨拶

会長 砂川 健治

関係各位の皆様方には、平素より当協会の活動に対しまして、格別なご理解とご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

測量及び建設コンサルタントは、現地の地形の測量や地質状況の把握を基に、そこに適した構造や能力を有する社会資本のデザインを行う、社会資本整備における上流を担う業種です。その成果・品質は社会資本のコストや機能を左右することを強く自覚し、県民の安全・安心で快適な生活を支える基盤整備に貢献することを使命としています。

一般社団法人沖縄県測量建設コンサルタンツ協会は、測量及び建設コンサルタント業に係る調査研究、研修会等の開催、普及啓発等に関する事業を行い、測量及び建設コンサルタント業界の健全な発展及び地位の向上を図るとともに、安全・安心な社会資本整備の推進に貢献し、もって産業の発展及び県民生活・福祉の高揚に寄与してまいりたいと考えております。

近年頻発する甚大な自然災害を踏まえ、平成26年には「国土強靭化基本計画」に基づく防災・減災を柱とした国土強靭化と社会資本の維持管理・更新事業等の推進が行われておりますが当協会でも内閣府沖縄総合事務局や沖縄県との間に災害協定を締結しました。防災・減災については引き続き取り組みを行っていく所存です。

なお、令和2年初旬から猛威を振るっている疫病はその収束の見通しが未だ不透明であり、そのための感染拡大防止施策についても協会を上げて取り組むとともに、その影響が人的・経済的に最小限となるよう努めてまいります。

加えて、令和元年4月から当業界へ適用が開始されたいわゆる「働き方改革関連法」に基づき良好な仕事環境の構築を行うとともに、これまでも啓発してきました法令等の遵守も力を入れてまいりたいと考えております。

最後になりましたが、会員各位の技術力向上を目的とした講習会や研修会の一層の充実、品質向上の推進、関係機関との意見交換会による諸課題の改善、社会資本整備の重要性や測量及び建設コンサルタントの役割を県民に理解してもらうためのPR活動などの推進に努めてまいります。会員の皆様方の更なるご支援、ご協力をお願い致します。