協会について

(一社)沖縄県測量建設コンサルタンツ協会の沿革

1960年代前半、沖縄における地籍測量及び公共土木工事の設計のための測量等が発注されるような機運が生じたので、測量設計を業務とする企業が次々と設立された。そして同業者のあつまりである協会が設立されたが、これを年表式に説明すると次のとおりである。

協会沿革事項 協会を取り巻く状況
1950年
(昭和25年)
民間測量事務所の創立
沖縄民政府法務部の企業免許により創立(2,3企業)
1952年1月6日
(昭和27年)
沖縄測量者協会発足
官民37人が結集して沖縄測量者協会を発足(初代会長 上津 保)
1964年7月6日
(昭和39年)
琉球測量業協会設立
民法により社団法人として設立、商法により設立された企業が加入 9社
1967年7月6日
(昭和42年)
沖縄土木設計監理協会設立
任意団体として設立、商法により設立した企業が加入 7社
1972年5月15日
(昭和47年)
沖縄県が本土復帰
1972年6月20日
(昭和47年)
沖縄の本土復帰に伴い、琉球測量業協会は発展的に解散、全国測量業協会沖縄支部として新しく発足 30社
1975年3月4日
(昭和50年)
(社)沖縄県土木設計監理業協会に改組
沖縄の本土復帰に伴い、任意団体を社団法人に改組 21社
1977年2月15日
(昭和52年)
創立10周年記念式典・祝賀会開催
1977年10月13日
(昭和52年)
沖縄県測量業協会設
全国測量業協会の解散により全国測量業団体連合会として改組され、等沖縄支部も解散し、同日沖縄県測量業協会として発足し、社団法人認可申請をなした。 35社
1979年3月29日
(昭和54年)
(社)沖縄県測量設計業協会として改組
沖縄県測量業協会の解散により、その協会員を吸収することにより、沖縄県測量設計業協会として新発足 42社
全国測量業団体連合会へ加盟
沖縄県測量業協会の解散
沖縄県測量業協会の設立不認可により(行政指導による)同協会を解散
1982年7月1日
(昭和57年)
(社)沖縄県測量設計業協会15周年記念誌発刊
1997年11月19日
(平成9年)
創立30周年記念式典・祝賀会・記念座談会開催
記念ゴルフ大会開催・30周年記念誌発刊
2000年4月1日
(平成12年)
沖縄県建設コンサルタンツ協会設立
任意団体として設立 29社
2002年5月20日
(平成14年)
有限責任中間法人沖縄県建設コンサルタンツ協会として法人格の取得
2002年6月24日
(平成14年)
(社)沖縄県測量設計コンサルタンツ協会に名称変更
測量完成高に比べて設計コンサルタントの受注比率が約6倍に高まったことを受けて実情に即した名称に変更 64社
2005年12月26日
(平成17年)
有限責任中間法人沖縄県建設コンサルタンツ協会で、(社)沖縄県測量設計コンサルタンツ協会と対等合併伴う解散決議がなされる。
2006年4月1日
(平成18年)
(社)沖縄県測量建設コンサルタンツ協会に名称変更
(社)沖縄県測量設計コンサルタンツ協会と有限責任中間法人沖縄県建設コンサルタンツ協会の目的及び事業が類似、共に地元企業で構成されていることから双方協議し、定款の所要の変更認可を得て組織統合 85社
(社)沖縄県測量設計コンサルタンツ協会と有限責任中間法人沖縄県建設コンサルタンツ協会の目的及び事業が類似、共に地元企業で構成されていることから双方協議し、定款の所要の変更認可を得て組織統合。 85社
2007年11月21日
(平成19年)
創立40周年記念講演会・式典・祝賀会開催
記念ゴルフ大会開催
けんこん第2号で40周年記念特集
2013年4月1日
(平成25年)
社団法人から一般社団法人へ移行
(一社)沖縄県測量建設コンサルタンツ協会
全国測量設計業協会連合会の九州地区協議会から独立し、沖縄地区協議会創設
2017年11月16日
(平成29年)
創立50周年記念講演会・記念式典・記念祝賀会
創立50周年記念チャリティーゴルフ大会開催
創立50周年の節目を迎え式典開催
2022年7月1日
(令和4年)
現在会員数 : 78社

沖縄における測量設計業の歴史は、本土に比べて日も浅いがこの55年の間幾多の困難を乗り越え新しい企業としての基盤を築いてきた先輩たちの努力は高く評価されるものである。僅か7社の会員により組織された当会も55年のあいだには幾多の変遷を経て現在78社と飛躍的な発展を遂げつつあり、古きを訪ね新しきを知る意味あいから55年間の協会の軌跡を訪ねると共に、沖縄の公共事業の一端をになう建設技術者集団として、県勢発展の基盤整備に重要な役割を果たしてきた。